RecSys 2018のペーパーを読んでいく(20)... テレコムのバンドルサービスを建設的に推薦するシステムをつくった話
2019年春、RecSys 2018の論文をひたすら読みます。ルール。
- 1日ひとつ
- 読み終わらなくてもOK
- 理解と疑問点を毎日まとめる
1日ひとつ読めていませんが、全部読んでから考える。今回は、No More Ready-made Deals: Constructive Recommendation for Telco Service Bundling。今日からTravel & Entertainment のセッション
Abstract:
- 電話やモバイルのバンドルサービス(機器レンタル、ブロードバンド、アプリ、サポート... )は多種多様で組み合わせも無限
- ユーザーの好みも最初はほとんどわからないので、設定の課程でユーザの嗜好を学習し、最適なサービスを提案するプラットフォームを用意した
- 既存の推薦システムより、手数すくなく、短時間で、満足のいくサービス設定を選べるようになった
ざっくり:
- テレコム系のバンドルサービスは多種多様かつ「これがあるならこれはいらない」などの制約も多い
- ユーザの好みも最初はほとんどわからない
- バンドルサービス選択のインタラクションから学習して推薦するサービスを選び、バンドルサービスの組み合わせを柔軟にパーソナライズできるようにした
- ビデオをみたけれど学習をなににしたかとか一切でてこなかった
感想:
- 「現実世界では、サービスの組み合わせによって割引がかわったりするのでそれをお客さんにわかるように伝える必要があると思う」とか「お客さんの好みにフォーカスしてるけど、一押しのこのサービス、みたいな事業者側の制約もあるのでは?」と実践的な質問
- ただ、すべてうまくできれば、保険とかにも使えるなあ、と思いました。