RecSys 2018のペーパーを読んでいく(10) ... 品質と相性を考慮した付属品の推薦システムの話

2019/04 、RecSys 2018の論文をひたすら読みます。ルール。

  • 1日ひとつ
  • 読み終わらなくてもOK
  • 理解と疑問点を毎日まとめる

読んでいこうと思っていたのですが、ビデオがつくようになったのでそれを見ます。今日は、Quality-Aware Neural Complementary Item Recommendation

Abstract:

  • 付属品は本体をもっているひとに売れるのは自明
  • 何をオススメするべきかは、ユーザーの好みだけでなく、付属品の品質にもよる
  • 品質とユーザの好み、両方を加味した推薦システムをニューラルネットで学習
  • 品質は、スタイルと機能、両方を考慮
  • 顧客の評価をベイズ推定
  • 非線形な関係をneural net で学習
  • 精度15.5% アップ

ざっくり:

  • 付属品の推薦システムをつくったよ
  • 本体と付属品の対応は、画像CNN とテキスト(タイトルと説明)の分散表現から学習する
  • ユーザ評価をベイズ推定して潜在的な付属品の品質を学習する
  • 最後は novel neural network で上2つをモデリング
  • neural network でアイテム同士の距離を算出することにより、推薦する対象アイテムの付属品を決定する
  • 指標は ACC とP@k
  • オフラインテストしたけど結構よかったよ
  • 将来的にはパーソナライズしたい

感想:

  • 「この商品を買った人はこれも買う」との違いは?みたいな質問があった
  • 全員に同じものだすので、在庫などが心配
  • でも質問がとても多かった。実用的なのか?
  • パーソナライズするのはさらに難しそう
  • でも本体- 付属の関係を画像から学習するのは面白かった