RecSys 2018のペーパーを読んでいく(3) マッチングサービスのレコメンデーションの説明を相互にだすようにした話

2019/04 、RecSys 2018の論文をひたすら読みます。ルール。

  • 1日ひとつ
  • 読み終わらなくてもOK
  • 理解と疑問点を毎日まとめる

今日は、Providing Explanations for Recommendations in Reciprocal Environments

Abstract:

  • 出会い系サイトや転職サイトなどのマッチングサービスでも推薦システム大事
  • 推薦された人と会うか、の決め手が「なぜ推薦されたか」の説明
  • マッチングサービスのための相互的な説明手法を提案
  • オフライン、オンラインで検証した結果、採用にコストがかかるものには有効だが、気軽なものには効果ないことがわかった

 ざっくり:

  • マッチングの推薦理由を示す場合は「なぜ相手があなたの好みなのか」だけでなく「なぜ自分が相手の好みか」=相互でWHY を示したい(片思いだとマッチしないので)
  • マッチングのレコメンドシステムはいろいろあるけど、相互で説明を生成するやつはまだないよ
  • レコメンドシステムは既存のものを使うよ

 実験方法:

  • まず、初期データ収集:学生集めてプロフィール入力してもらう。お互いのプロフィールをみて、気に入った人にメッセージを書いてもらう、最低10人。これが学習データになる
  • 推薦システムと説明生成を学習
  • 説明は、推薦する理由上位3つの属性(「タバコをすわない」「体型」など)を示す仕組み
  • まずはオフラインテストで確認
  • 次にオンラインテストを実施

感想:

  • 最後までよめなかった
  • 理由の作り方はわりと平易(好きな理由をつくったあと、好かれる理由をつくる。と順番にやるだけ)
  • データの収集からオンラインテスト実施したところがいい
  • 相関だよね